2020年09月21日
【藍染】季節限定の絹染
【きものkimono】
~青は之を藍より取りて、藍よりも青し~
着物生地の「染」を知りたく、藍染体験へ行きました。
藍染の方法は大きく2つ、「生葉」と「乾燥葉」を用いる方法があります。
そのうち、絹を染めるのは「生葉」。
一年間で「生葉」が手に入るのは夏季(7~9月)のみ。
だから、絹を染めるのは夏限定。
夏季にしか手に入らない貴重な「生葉」です。
染めるために必要な生葉の量は、生地の10~15倍!
また、天気にも左右され、染める日は晴天。
着物を手にするまでの一つの工程 「染」
自然と人の英知が染められています。
【藍染】シルクのストールです。
藍色はジャパンプルー、サムライブルーとも呼ばれる日本伝統色です。
体験会場はこちら ⇒ 佐賀市立嘉瀬公民館
【毎日きっとうまういく】
≪脊髄空洞症/きっと、これからも≫
脊髄空洞症の1回目の手術は2001年夏。
今まで一度も足を運んだことのない土地、自宅から72㎞離れた病院。
独りぼっち。
そんな病院に入院する「がんばる私」に、せめて、「ちゃんとした」パジャマを買ってあげよう。
詳しい数字は忘れたが、「ちゃんとした」お店で買ったパジャマは、お値段も「ちゃんと」していたのを覚えている。
あれから約20年の時が経ち、私は今夏もそのパジャマを着ている。
夏用だから20年の1/4(1年を四季で割る…)、ずっと着続けている。
脊髄空洞症に罹ったのは私だ。
しかし、発症から今日まで、家族も主治医の先生も、パジャマも、みんな、がんぱったな…と思う。
そして、きっと、これからも、みんな、がんぱるんだろうな…と思う。
Posted by 吉田京子 at 23:26 | Comments(0)