2019年07月09日
盛夏の着物と体温調節
7月8月を中心に、暑い季節に着る着物「絽(ろ)」。
生地に目が開いおり、下に着ている長襦袢が透けて見えるほど。
着ても、見た目にも涼しい着物です。
同じように長襦袢、帯にも絽があります。
日本の暑い夏にも着物を楽しめる「絽」です。
そんな絽を横目に・・・
脊髄疾患の私は体温調節ができず、夏は「なかなかの季節」です。
体温調節とは一定の体温を保つ働き。
温度が高いと、血管を広げ体温を下げようとし
湿度が高いと、発汗し
温度も湿度も高いと、熱と汗を放出し体温を下げる。
その体温調節ができず、汗がかけないため体内に熱がこもる。
調子にのって暑い時に外出したり、のん気に暑い場所にいると、めまいがして、息も絶え絶えになり、夏は「なかなかの季節」です。
だから、同じく脊髄を煩っている車いすランナーやテニスプレーヤー、バスケットボール選手は、どれだけ自己管理をされているのかと深く思い知ります。
~毎日、きっとうまくいく~
【私の主治医】
最近、転倒の回数が増え、少し不安になる。
受診時、主治医の先生が訊いた。
「何か不安なことはありますか?」
だから私は相談した。
「はい、よく転倒するんです。転倒するのが怖いです。どうすれば良いでしょうか?」
先生は答えた。
「では、転倒しないようにしてください。」
転倒するのが怖ければ、転倒しなければよいとの答え。
私の主治医は、診断も、手術の腕も、そして会話のセンスも、全てが抜群・・・
そんな気がする・・・
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
Creema(クリーマ)に出品しています → Creema
Posted by 吉田京子 at 22:47 | Comments(0)